ラベル バックアップ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル バックアップ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2011年5月6日金曜日

Dropboxで、Windowsサーバのデータをバックアップ

デジタルドルフィンズ(文書管理システム)の、オンライン・バックアップに活用しようと検証しています。

課題等:
・「バックアップ」サービスではなく、「同期」サービスですよ、と言われました。http://forums.dropbox.com/topic.php?id=36079
・Dropboxフォルダに入っていないフォルダは同期されません。
・とはいえ、任意のフォルダをバックアップしたいものです。
・Windows Server 2003では、再解析ポイントを貼り付けることで、対象を拡大できました(※1)。
・Windows Server 2008では、シンボリックリンクを貼り付けることで、対象を拡大できました(※2)
・データベースの生データを同期するのは困難なようです:ファイルサイズの問題と、複数にまたがるファイルに対する一貫性維持の問題。
・生データのダンプ(バックアップ)を同期する分にはうまくいくようです。
・Word/Excel/PDF等、ファイルを同期する分にもうまくいくようです。

・Windowsにログインしていないと同期できません→サーバでは通常、ログインしていないので、対策が必要かもしれません。
・同期の成功・失敗がサーバマシンの外から分かりにくい。
・被災した場合には恐らく、支払い能力を巡ってDropboxと英語で交渉しなければなりません。
・同期状況がパーセンテージで表示されません。
・本当に同期されているのか、という漠然とした不安感が有ります。
・ファイルの履歴は何世代残るのか。
・世代数と使用容量の関係は?
・使用容量の増大により、履歴が消えていくのかどうか。
・優秀なファイアウォールやIDS等を導入している場合に、誤って同期が遮断されないかどうか。

(※1)
対象は拡大しましたが、拡大した部分は常時同期されませんでした。クライアントソフトで、Pause→Resumeの操作をしますと、拡大部分の同期が開始されました。これは大変!

対象の拡大には、Windows SysinternalsのJunctionを利用いたしました:http://technet.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/bb896768%28en-us%29.aspx

(※2)
 対象は拡大しましたが、拡大した部分は常時同期されるかどうかは、不明です。

2011年3月11日金曜日

freenas検証中

KUです。

廃棄寸前のパソコン(EPSON Endeavor Pro 2000)を再利用・拡張しまして、freenasを入れています。
freenasを使いますと、装填しているハードディスクを使って、共有フォルダ・ファイルサーバを立ち上げることができます。

今回、毎日のバックアップ置場として活用することで、お勧め度合いを検証しています。

使って見ました所、設定画面の操作性は良いのですが、使用時の安定性に欠いている気がしてきました。

20GB程度のファイルを保存したり、高負荷を掛けますと、しばしばリセットが掛かります。

掛かるのは仕方がないとして、ログが残らないのは厳しいですね。

しばらく高負荷→フリーズ→再起動→しばらく高負荷→…

を繰り返していましたが、ようやくフリーズの画面を得ることができました。画面には、凡そ次のようなことが書かれていました:


---
kernel trap 22 with interrupts disabled
kernel trap 12 with interrupts disabled

fatal trap 12: page fault while in kernel mode
cpuid = 0: apic id = 00
fault virtual address = 0x11c49ad0
fault code            = supervisor read, page not present
instruction pointer   = 0x20:0x91091d82
stack pointer         = 0x28:0x90fafc88
frame pointer         = 0x28:0x47
code segment          = base 0x0, limit 0xfffff, type 0x1b
                      = DPL 0, pres 1, def32 1, gram 1
processor eflags      = resume, IOPL = 0
current process       = 10 (idle: cpu1)
trap number           = 12
panic: page fault
cpuid = 0
Uptime: 27m57s
Cannot dump, No dump device defined.
Automatic reboot in 15 seconds - press a key on the console to abort
---

freenasの開発元にフィードバックしようと思います。

2011/03/15追記:

Google先生を頼りに調査致しますと、
「メモリの故障、ハードウェアエラーじゃないの?」という情報(英語)が多数ヒットしました。

そこでチェックしますと、メモリに不具合が有りました。

それ以降、page faultは出なくなりましたので、この件は一段落です。

後メモリの不具合により、ファイルシステムも相当ダメージを受けていたようです。fsck_ufsを回しますと沢山の矛盾が指摘されました。この状態で「もし実運用していたか」と思うと怖いです。

廃パソコンの再利用時は、メモリチェックを徹底すべきと思いました!